2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シノプシス、UPF準拠のローパワー設計フロー確立に向けた計画を発表

2007年3月30日、シノプシスは、Accellera標準のローパワー設計フォーマット「Unified Power Format(UPF)1.0」に準拠した設計フローを確立するため、ローパワー・デザイン向けのソリューションをエンハンスしていく計画であることを発表した。プレスリリー…

2007年3月30日、日立製作所は、モノづくり強化の一環としてケイデンスのEDAツールを全面採用し、新たな設計システムを構築した事を発表した。プレスリリース

日立の発表によると、新しい設計システムは新設された設計センターによる集中管理の下、社内各製品設計事業部および日立グループ会社が、社内ネットワークを介して利用。4月2日から稼働を開始し、まず情報・通信グループのサーバ、ストレージ、ネットワーク…

6月4日からサンディエゴで開催される、第44回DAC(Design Automation Conference)Exhibitor情報。

2007年3月28日時点で今年のDACへ出展登録している企業・団体意の数は計224で、昨年と比較して若干減少傾向にある。(昨年は計256社が出展) その内、今年のDACが初出展となる出展者は計19社で、昨年の44社から半減した。内訳は以下の通り。・Achronix Semico…

2007年3月27日、シノプシスは、ルネサステクノロジが社内のSoC設計フローに配置配線ツール「IC Compiler」を採用した事を発表した。プレスリリース(英文)

発表によるとルネサスは、0.13μm、350万ゲート以上、5つの機能モードを持つコンシューマ・デザインを用いて「IC Compiler」のあらゆるオプション機能を評価。その結果、「XPSテクノロジ」を核とした優れたマルチモード最適化機能が、異なる機能モードの全て…

ケイデンス、PCB設計の新技術「Global Route Environmentテクノロジ」を発表

2007年3月27日、ケイデンスは、PCB設計環境「Allegro PCB design」向けの革新的な新技術「Global Route Environment テクノロジ」を発表した。プレスリリース「Global Route Environment テクノロジ」は、グローバル配線エンジンと階層的なプランニングのア…

第44回DACのプログラムが発表される

2007年3月23日、6月4日からサンディエゴで開催される第44回DAC(Design Automation Conference)のプログラムが発表された。プレスリリース(英文)今年のテクニカル・プログラムは、選出された161の技術論文(提出数は713)の発表の他に、8つのスペシャル・…

2007年3月26日、マグマとSTARCは、マグマの回路シミュレータ「FineSim SPICE」がSTARCの「HiSIM」モデルをサポートしたことを発表した。※STARC:株式会社半導体理工学研究センター プレスリリース

発表によると、STARCは既に「HiSIM」モデルをサポートした「FineSim SPICE」を用いて90nmアナログIPの回路シミュレーション実施。その結果、高い精度を維持しながらシミュレーションを並列処理できる「FineSim SPICE」の「Native Parallel Technology」によ…

2007年3月26日、シーケンシャル等価性検証ツール「SLEC」を手掛ける、米Calypto Design Systems社は、RTLコードでPower最適化を行う新製品「PowerPro CG」を発表した。プレスリリース

「PowerPro CG」は、これまで検証ツールを提供してきたCalypto社にとって新たな製品分野となる、RTLコードの最適化ツールで、独自のシーケンシャル・アナリシス技術を用いてRTLを自動的に最適化。面積・タイミングに影響を与える事無く消費電力を削減するこ…

2007年3月22日、オープンコアプロトコル(OCP)の普及団体OCP-IPは、SystemC Transaction Level Monitor (TLM) Channel version 2.2をリリースした。プレスリリース(英文)

発表によると、新しい「OCP SystemC TLM Channel Version 2.2」は、新たな2Dバースト、パイプラインスレッドなどをサポートするOCP 2.2をフルサポートしており、これまでのTLM Channel 2.1.3.を上回るモデルの相互運用性を実現。また、チャネル用のモニータ…

米KLA-Tencor、45nm以降のフォトマスク量産に対応した検査装置「TeraScanHR」を発表

2007年3月15日、ウェーハ検査装置の大手米KLA-Tencor社は、45nm以降のフォトマスク量産に対応した検査装置の新製品「TeraScanHR」を発表した。プレスリリース既に多数のシステムを出荷し、45nmの試作/32nmの開発用途でも受注を獲得しているという「TeraScanH…

2007年3月21日、バーチャル・システム・プロトタイピング環境を手掛ける米VaST Systems Technology社は、同社のパートナープログラムにSystemCサービス・プロバイダの米ESLX社が加わった事を発表した。プレスリリース(英文)

ESLXは、テキサス州オースチンに本拠を置くSystemCを中心としたESLメソドロジのコンサルティング会社で、設立は2003年。設立当初の社名は「EklectICally Inc」であったが、2005年に現在の「ESLX」に社名変更している。現在ESLソリューションを手掛ける計17社…

2007年3月19日、WindowsベースのPCBおよびFPGA設計環境を手掛ける、豪アルティウム リミテッド社は、同社製品「Altium Designer」のハイスピード・デザイン機能を拡充した事を発表した。プレスリリース

Altiumによると、今回「Altiumu Designer」に新機能となるインタラクティブな配線長チューニング機能を追加し、配線長のチューニングおよび管理の効率化を実現。また、PCBレイヤのナビゲーション機能が強化されたほか、ポリゴン領域フィル配置モードが追加さ…

2007年3月20日、歩留まりの向上に向けたテスト設計ツールを手掛ける米LogicVision社は、株式会社ノアが同社製品の販売代理店となった事を発表した。プレスリリース(英文)

株式会社ノアは、半導体製造装置の販売と各種半導体解析サービスを手掛けるベンチャー企業で、設立は2001年、本社は渋谷区恵比寿に置き、現在社員65名を抱えている。LogicVisionは、独自のテスト技術を核とした各種歩留まり向上ソリューションを提供しており…

2007年3月19日、アルテラは、業界初となる65nm低コストFPGA 「Cyclone IIIファミリ」を出荷開始したことを発表した。プレスリリース

「Cyclone III」は、低コストの量産向けFPGAとしては業界初となる65nmプロセスを使用した製品で、90nmプロセス製品である「Cyclone II」と比較すると、ロジック数は最大1.7倍の12万個、メモリは最大3.5倍の4Mビット、DSP向け乗算器は最大2倍の288個。ロジッ…

2007年3月14日、マグマは、台湾のSoCデザインサービスファウンドリーGlobal Unichip社が、同社のフィジカル・ベリフィケーションツール「Quartz DRC Litho」を用いて65nmデザインをテープアウトしたことを発表した。プレスリリース

マグマの「Quartz DRC Litho」は、精度の高さと分散処理による高速性がウリの「Quartz DRC」にリソグラフィ・チェック機能を拡張した、DFM考慮のフィジカル・ベリフィケーションツールでホットスポットの特定、検証時間の短縮に効果を発揮する。発表によると…

2007年3月14日、シーケンシャル等価性検証ツール「SLEC」を手掛ける、米Calypto Design Systems社は、プロセッサーベンダーの大手米AMD社が社内の設計フローに同社の等価性検証ツール「SLEC」を採用した事を発表した。

AMDは最先端プロセッサのパフォーマンス検証と電力最適化の検証にCalyptの「SLEC」を採用。リタイミングやクロック・ゲーティングなど最適化したRTLと最適化前のRTLとの機能等価性の確認に適用した。「SLEC」は、異なる2つのコードの機能等価性をチェックす…

2007年3月12日、デザインのデバッグにフォーカスしたソリューションを提供する米Novas Software社は、デバッグ効率化ツール「Siloti」のアドオン・モジュール「Replay」をリリースした。プレスリリース(英文)

Novasによると新しい「Replay」モジュールは、タイミング・エラーのデバッグを効率化するための「Siloti」用オプション機能で、シミュレーションでタイミング・エラーが検出された際に適用すると、自動的に信号のダンプをエラー解析に必要なものだけに制限し…

米BlazeDFM、第2ラウンドの資金調達で1000万ドルを確保

2007年3月12日、DFM分野での成長が注目されている新興EDAベンダ米Blaze DFMは、資金調達の第2ラウンドで1000万ドル(約12億円)の追加資金を確保した事を発表した。プレスリリース(英文)今回BlazeDFMに出資したのは、1stラウンドでも投資したLightspeed Ve…

2007年3月12日、検証コンサルティングおよび検証系EDAツールを手掛ける、米Certess社は、EDAベンダとしての活動計画を亜発表した。プレスリリース(英文)

Certessは、2003年に設立された会社で現在社員は18名。(2007年1末時点の情報)本社はカリフォルニア州キャンプベルに置き、フランスにもR&D拠点を持っている。同社は元々検証に関するコンサルティングサービスを中心に活動していた会社で、未だ詳細は明らか…

TSMCの90/65nm向けスタンダードセル・ライブラリがシノプシスの「CCSモデル」をサポート

2007年3月9日、シノプシスとTSMCは、TSMCの90nmおよび65nmプロセス・テクノロジで、シノプシスの「CCS(Composite Current Source)モデル」が使用可能になったことを発表した。プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2007/20070306.html…

2007年3月8日、ベルギーの研究機関IMECは、2007年から2011年に渡るフランダース州政府との新たな協定に合意した事を発表した。プレスリリース(英文)

IMECはベルギーに本拠を置く独立した研究機関として、ベルギー・フランダース州政府とのフレーム協定の下、研究開発に向けた助成金を受けており、その額は2006年実績で年間約3500万ユーロ(約54億円)。今年が契約更新の年となっていた。発表によると、IMEC…

2007年3月6日、アナログ/RFおよびミックスシグナル設計向けの解析ツールを手掛ける、米Berkeley Design Automation社は、ワイヤレス通信チップの大手米Atheros Communications社が、同社の回路シミュレータ「Analog FastSPICE」を採用したことを発表した。プレスリリース(英文)

Berkeleyの「Analog FastSPICE」は、現在のナノメータスケールの先端回路の解析を目的に開発された回路シミュレータで、一昔前の回路シミュレータとはそのターゲットが異なり、より高精度なDC解析/PSS解析を通常の5〜10倍に当たるパフォーマンスで処理する事…

米Si2のLPC(Low Power Coalition)に大手を含む5社が加入

2007年3月8日、EDA関連の標準化推進機関米Si2のLPC(Low Power Coalition)は、新たに5社がLPCに加わり企業メンバーが計17社になった事を発表した。LowPowerフォーマット「CPF」の標準化を進めるLPCに新たに加わったのは、AMD、ARM、Freescale、IBM、そしてEDA…

蘭ASML、リソグラフィーソリューションの米Brionの買収を完了

2007年3月8日、半導体装置メーカーの大手であるオランダのASML社は、最先端のOPCソリューションを提供する米Brion Technologies社の買収を完了した事を発表した。プレスリリース今回の買収は、昨年12月に発表された通りの内容で実行され、ASMLは2億7000万米…

メンター、大幅に機能強化したPCB設計統合環境「PADS2007」をリリース

2007年3月8日、メンター・グラフィックス社は、WindowsベースのPCB設計ソリューション「PADS」の最新バージョン「PADS2007」のリリースを発表した。プレスリリースメンターによると、今回のバージョンアップでは、RFおよび高周波回路設計を高度に自動化させ…

2007年3月8日、シノプシスは、富士通株式会社が、同社の65nm ASICならびにCOT設計フローのタイミング・サインオフ・ソリューションとして、シノプシスの「PrimeTime」ならびに「Star-RCXT」を標準ツールとして採用したことを発表した。プレスリリース

シノプシスのスタティックタイミング解析ツール「PrimeTime」と高精度RC抽出ツール「Star-RCXT」は、いずれも業界のデファクトツールとして多数の企業に導入されており、富士通も〜90nmデザインの社内標準ツールとして長年利用してきた経緯がある。今回、富…

2007年3月7日、マグマは、業界初となる高速パラレルSPICEシミュレーション機能「FineSim Pro Parallel Manager」のリリースを発表した。プレスリリース

「FineSim Pro Parallel Manager」は、マグマ独自の「Native Parallel Technology」に構築された、SPICEシミュレータ「FineSim Pro」のオプション機能で、超大規模かつ複雑なミックスド・シグナルSoCの検証を実現できる。数社の顧客が「FineSim Pro Parallel…

米Aldec社、マルチ言語対応の論理シミュレータ「Riviera」の64ビット版をリリース

2007年3月5日、論理シミュレータ他、各種ASIC/FPGA設計ツールを手掛ける米Aldec社は、マルチ言語対応の論理シミュレータ「Riviera」の64ビット版をリリースした。プレスリリース(英文)「Riviera」は、Verilog、VHDL、SystemC、SystemVerilogに対応する論理…

2007年3月6日、オープンコアプロトコル(OCP)の普及団体OCP-IPは、ネットワークオンチップ(NoC)のベンチマークに関する新たなイニシアティブを立ち上げた事を発表した。

同組織は、将来的にバスに変わる接続手段として普及が見込まれている「NoC」のベンチマーク手法の確立と、そのために必要なベンチマーク環境の構築を目指すもので、既に公開されているホワイトペーパーにはその重要性と技術的アウトラインが書かれている。こ…

米Si2がLowPowerフォーマット「CPF 1.0」仕様を公開

2007年3月5日、EDA関連の標準化推進機関米Si2のLPC(Low Power Coalition)は、標準化活動を進めているLowPowerフォーマット「CPF 1.0」の仕様を公開した。プレスリリース(英文)※Si2:Silicon Integration Initiative ※CPF:Common Power Format発表によると…