2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【DACレポート10】CLK Design Automation、TSMCリファレンスフロー9.0向けの次世代SSTAをリリース

第45回DACに出展していたCLK Design Automation社のブースレポート。CLK Design Automation社は、SDCsourceの「DAC Top10」やGary Smith EDAの「What to see @ DAC2008」に選ばれるなど話題性が高く、スイート主体のブースは連日満員御礼。足しげくブースを…

【DACレポート9】Doulos、早くも検証メソドロジ「OVM」のトレーニングテキストをリリース

第45回DACに出展していたDoulos社のブースレポート。Doulosは、設計トレーニング及びコンサルティングを手掛けるイギリスの会社で、EDA大手各社とのコラボレーションを中心にUKおよび北米市場で実績を持つ。トレーニングテキストとしては、Verilog/VHDLの他…

第45回DACに出展していたCertess社のブースレポート。

Certessは、昨年よりも規模を大幅に拡大して出展。日本代理店のエッチ・ディー・ラボ社のスタッフもブースに立ち、既存のユーザーを講師に迎えたセミナーとスイート対応に力を注いでいた。聞くところによると、STマイクロ、Cisco、Juniper Networksといった…

【DACレポート7】Polyteda、次世代DRCは2billionトランジスタのデザインを100CPU/1時間で処理

第45回DACに出展していたカナダPolyteda社のブースレポート。Polytedaは、今年が初出展のカナダのEDAベンダ。元Cadenceのエンジニアを中心にウクライナで次世代DCRツールの製品開発を進めている。Polytedaの製品「PowerDRC」は、独自のDRCアルゴリズムとマル…

【DACレポート6】AtopTech、次世代レイアウトツール「Aprisa」はシャープに続きリコーも導入

第45回DACに出展していたAtopTech社のブースレポート。AtopTechは昨年はスイートのみの出展であったため、ブースでの製品展示は今回のDACが初。話題の次世代レイアウトツール「Aprisa」を展示し、かなりの賑わいを見せていた。ブースで聞いたところ、同社の…

【DACレポート5】Duolog、SoCのI/O設計を自動化するESLツール「SPINER」を発表

第45回DACに出展していたDuolog社のブースレポート。Duologは今回のDACが初出展となるアイルランドの新興EDAベンダ。先頃、新横浜で開催された「OCP Technology Forum」に、はるばるアイルランドから参加したこともあり、日本では知る人ぞ知るEDAベンダ。同…

第45回DACに出展していたEve社のブースレポート。

Eveは今回のDACで発表間もない新たなトランザクタ自動生成ツール「Zemi-3」を展示。同ツールを用いる事で同社のエミュレーション・システム「Zebu」シリーズ製品用のトランザクタをトランザクションレベルの記述から自動合成する事が可能。設計者は少ない記…

【DACレポート3】今年注目の集まったブースはここ!Best of DAC、DAC Top10、What to see? 

今年のDACの来場者数は、主催者発表によると8468名(月〜木)で前年割れの結果に。そんな中、DAC初の試みとなる、来場者アンケート投票による「Best of DAC」の表彰が実施され、Apache Design Solutionsが見事第1回Best of DAC Awardを獲得した。その他の受…

今年のDACでESL以外に目立った話題としてまず挙げられるが、レイアウト関連。

DAC直前にSynopsysが新たな配線技術「Z-ROUTE」を発表し、MentorはDAC初日に配置配線ツール「Olympus」とレイアウト検証ツール郡「Calibre」の本格的な結合を発表。更にAtopTechは、Broadcom社による自社の配置配線ツール「Aprisa」の採用事例を発表、Pyxis…

2008年6月8日〜13日、カリフォルニア州アナハイムにて今年が45回目となる、EDA業界最大の学会及び展示会「Design Automation Conference」が開催された。

今年のDACは、ケイデンス不参加の影響も少なからずあるのか、はたまた世界的な経済不況の影響が大きいのか、来場者数の少なさが目立ち、業界関係者の間では「今年は人が少ない」というのが挨拶言葉に。中でも日本からの参加者が昨年よりもかなり減った様子で…

富士通マイクロエレクトロニクス、ASICリファレンスフローにフォルテの動作合成ツール「Cynthesizer」を採用

2008年6月4日、SystemC入力の動作合成ツールを手掛ける米Forte Design Systems社は、富士通マイクロエレクトロニクスがASICリファレンスフローに同社の動作合成ツール「Cynthesizer」を採用した事を発表した。プレスリリース:http://www.forteds.com/japan/…

カーボンのRTL→CツールがSTARCのトランザクション・レベル・モデリング・ガイドラインをサポート

2008年6月3日、仮想検証向けのESLソリューションを手掛ける米Carbon Design Systems社は、同社の「Carbon Model Studio」がSTARCのトランザクション・レベル・モデリング・ガイドラインをサポートしていることを発表した。 ※STARC:株式会社半導体理工学研究…

Freescale、コーウェア環境で作成した仮想プラットフォームでトリプルコア車載MCUを共同開発

2008年6月3日、ESLソリューションの大手コーウェアは、Freescale Semiconductor社とContinental社がCoWare ESL 2.0ソリューションを用いて作成した仮想プラットフォームを用いて車載MCUの共同開発を行ったことを発表した。プレスリリース:http://www.coware…

2008年6月4日、カスタムIC設計ツールを手掛ける英Pulsic社の日本法人パルシックジャパンは、新たに高性能PLLレイアウトブロックの自動化ソリューションを発表した。

プレスリリース:http://www.pulsic.com/Japan/news_index.php?id=3発表によると、新しいPLLレイアウトソリューションは、日本国内の顧客ニーズに基づき、Pulsicの基本ツールを元に日本側でカスタマイズして作り上げた製品で、従来手作業で行われていた自動…

フォーマル検証の独OneSpinが新たなSVA検証ソリューションを発表

2008年6月4日、フォーマル検証ツールを手掛ける独OneSpin Solutionsは、SVA(SystemVerilog Assertions)を用いた新たな検証ソリューションを発表した。プレスリリース:http://www.onespin-solutions.com/news_SVA-Solution.php(英文)発表によるとOneSpin…

アルティウム、統合開発環境の次世代版「Altium Designer Summer 08」を発表

2008年6月3日、Windowsベースの統合エレクトロニクス設計環境を手掛ける、豪アルティウム・リミテッドは、新製品「Altium Designer Summer 08」を発表した。プレスリリース: http://www.altium.com/files/corp/media/pdfs/20080603AltiumDesignerSummer08_J…

OVM(Open Verification Methodology)の手引書が出版される〜定価139ドル

2008年6月2日、ケイデンスとメンター・グラフィックスは、検証メソドロジ「OVM:Open Verification Methodology」に関する書籍が出版されたことを発表した。プレスリリース:http://www.ovmworld.org/press_release_052908.php(英文)発売されたOVM関連初の…

2008年5月29日、タイミング解析ツールを中心としたEDAソリューションを手掛ける、米Incentia Design Systems社は、自社のSTAツール「TimeCraft」の大幅な機能拡張を発表した。

プレスリリース:http://www.incentia.com/newsnevents/news052908.htm(英文)発表によると今回Incentiaは、STA「TimeCraft」に分散処理機能を追加し、より高速なタイミング解析を実現。更にSSTA機能(統計的タイミング解析)も追加し、45nm以下プロセスの…

TOOLのレイアウト表示プラットフォームとKLA-TencorのOPC/RET最適化ツールが統合

2008年5月28日、レイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」を手掛ける日本のEDAベンダTOOL社は、KLA-Tencor社の「LithoWare」とTOOLのレイアウト表示プラットフォーム「LAVIS」との統合環境を発表した。プレスリリース:http://www.tool.co.jp/NewsItem/Lavis…

インターコネクトIPのSONICSがJEDAのOCPチェッカを採用

2008年5月28日、SystemCのアサーション・ベース検証環境を手掛ける、米JEDA Technologiesと高速インターコネクトIPの米SONICSは、両社の製品コラボレーションを発表した。プレスリリース:http://www.sonicsinc.com/index.php?page=295発表によると、今回SON…

2008年5月28日、メンター・グラフィックスは、STマイクロエレクトロニクスが「Calibre DFM」プラットフォームを採用したことを発表した。

プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2008/080528.htmlメンターの発表によるとSTマイクロは、65ナノメータ以降の製造ばらつきの制御を目的とした自社の「Litho Variability Analysisソリューション」にメンターの「Calibre LFD(Litho-Friendly-D…

シノプシス、検証メソドロジ「VMM」をオープンソース・ライセンス方式で公開

2008年5月28日、シノプシスは、SystemVerilogベースの検証メソドロジ「VMM」のソースコード(VMM標準ライブラリやVMM Applicationなど)をApache 2.0オープンソース・ライセンス方式で公開すると発表した。 ※VMM:Verification Methodology Manual for Syste…

シノプシス、配置配線ツール「IC Compiler」の処理速度を一気に10倍に

2008年5月28日、シノプシスは、配置配線ツール「IC Compiler」の新しい配線エンジン「Zroute」を発表した。プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2008/20080527.htmlシノプシス米国本社のMaria Gkatziani氏(Physical Design Implementat…

2008年5月22日、SystemVerilogベースのESL合成ツールを手掛ける、米Bluespec社は、同社のESL合成ツールを米Denali社が導入した事を発表した。

プレスリリース:http://bluespec.com/news/Denali-Software-Selects-Bluespec.htm(英文)発表によると、Denaliは提供するIPやDDRコントローラなど、既存の動作合成ツールでは作成が困難なデザインの開発用にBluespecのツールセットを導入。高い抽象度でデ…

マグマが新しい自動フロアプランニングツール「Hydra」をリリース〜形状・密度を考慮しフロアプランを完全に自動化

2008年5月20日、マグマは自動フロアプランニングツールの新製品「Hydra」を発表した。 プレスリリース:http://www.magma-da.co.jp/newsandevent/press/2008052001.htmlマグマの発表によると新製品「Hydra」には、自動チップ・プランニング、自動パーティシ…

メンター売上報告、2008年2月〜4月は前年比6%減の1億7920万ドル(約187.2億円)

2008年5月22日、メンター・グラフィックスは、2009会計年度第1四半期(2008年2月〜4月)の売上を報告した。プレスリリース:http://www.mentor.com/company/news/upload/Q1FY09_052108.pdf発表によると、メンターの2008年2月〜4月の売上は、前年比約6%減の1…

アンソフト売上報告、2008年2月〜4月は前年比19%増の3390万ドル(約35.4億円)

2008年5月29日、アンソフトは2008会計年度第4四半期(2008年2月〜4月)の売上を報告した。プレスリリース:http://www.ansoft.com/news/press_release/080529hgu.cfm(英文)発表によると、アンソフトの2008年2月〜4月の売上は前年同時期より約19%増の3390…

2008年5月21日、シノプシスは、2008会計年度第2四半期(2008年2月〜4月)の売上を報告した。

プレスリリース:http://synopsys.mediaroom.com/index.php?s=43&item=573(英文)発表によると、シノプシスの2008年2月〜4月の売上は、前年同時期より10.8%増の3億2460万ドル($=104.45yen換算で約339億円)と前期の予測を上回る結果となり、純利益は3940…