マグマが新しい自動フロアプランニングツール「Hydra」をリリース〜形状・密度を考慮しフロアプランを完全に自動化

2008年5月20日、マグマは自動フロアプランニングツールの新製品「Hydra」を発表した。
プレスリリース:http://www.magma-da.co.jp/newsandevent/press/2008052001.html

マグマの発表によると新製品「Hydra」には、自動チップ・プランニング、自動パーティショニング、フィジカル・ブロック・シェイピング、トップレベル・クロックツリー生成、ブロックレベル・インプリメンテーションに対するタイム・バジェッティング機能などが搭載されており、既存のフロアプランニング、プロトタイピング・ツールとは異なり、タイミング、電力、過密、面積を考慮し、即座にインプリメンテーション可能なフロアプランを生成する事が可能。物理最適化機能を備えた完全に自動化されたフロアプラン機能によって、超大規模設計のTATを削減できる。

運用にあたっては、マグマのインプリメンテーションツール「Talus」と統合することは勿論のこと、サードパーティのフローでも使用可能。「Talus Design」や「Talus Vortex」と共に運用すれば、同じデータモデル内でプロトタイピングからインプリメンテーションまでシームレスに統合できる。また、「Hydra」はパッケージを考慮したチッププランニング・ソリューション「RioMagic」ともシームレスに統合可能で、両製品を用いることで設計の早い段階でチップ・パッケージのIOプランニングや配置のトレードオフを行うことができるという。

※新製品「Hydra」は、来週9日よりアナハイムで開催される第45回DACで展示予定

マグマ・デザイン・オートメーション株式会社
※記事提供:EDA Express