フォーマル検証の独OneSpinが新たなSVA検証ソリューションを発表

2008年6月4日、フォーマル検証ツールを手掛ける独OneSpin Solutionsは、SVA(SystemVerilog Assertions)を用いた新たな検証ソリューションを発表した。

プレスリリース:http://www.onespin-solutions.com/news_SVA-Solution.php(英文)

発表によるとOneSpinは、ユーザーがタイミングダイアグラムをSVAプロパティとして簡単に入力できる新しい技術「SVA Timing Diagram Assertion Library:TIDAL」を提供。同社のフォーマル検証ツール「360 Module Verifier」のユーザーはこの「TIDAL」を用いることで検証工数を大幅に削減し最高の検証品質を保証する事が可能となるという。

OneSpinは、「360 Module Verifier」および「TIDAL」を含む同社の包括的な検証ソリューションを「GapFreeVerification」と呼んでおり、検証工数を最大1/5までに削減可能で、10万行以上のRTLコードを含む設計の検証を可能にすることができるとアピール。検証プラン作成、実行、デバッグおよびフォーマルカバレッジ解析においてユーザーをトータル的にガイドし、検証エンジニアの経験を問わず短期間で検証効率の改善を実現するという。

OneSpin Solutions日本法人

※記事提供:EDA Express