富士通マイクロエレクトロニクス、ASICリファレンスフローにフォルテの動作合成ツール「Cynthesizer」を採用

2008年6月4日、SystemC入力の動作合成ツールを手掛ける米Forte Design Systems社は、富士通マイクロエレクトロニクスがASICリファレンスフローに同社の動作合成ツール「Cynthesizer」を採用した事を発表した。

プレスリリース:http://www.forteds.com/japan/pdf/Forte_Fujitsu_pr_Jpn-final-2_080530.pdf

「Cynthesizer」の採用にあたり詳細な製品評価が実施された事は言うまでも無く、既に富士通マイクロエレクトロニクスの各拠点では、複数の設計チームが「Cynthesizer」を用いたIP開発を進行中。富士通マイクロエレクトロニクスは社内に限らず、同社の顧客に対しても「Cynthesizer」とSystemCを組み込んだ設計のサポートを進めるという。

尚、フォルテの「Cynthesizer」は、5月下旬に新バージョン3.4をリリース。シノプシスの「Power Compiler」と連携した自動パワー・マネンジマント機能、カスタム・インタフェースにも対応したインタフェース生成機能、新しいRTLビューワなどが実装されている。

フォルテ・デザイン・システムズ株式会社

富士通マイクトエレクトロニクス株式会社

※記事提供:EDA Express