TSMCの90/65nm向けスタンダードセル・ライブラリがシノプシスの「CCSモデル」をサポート

2007年3月9日、シノプシスTSMCは、TSMCの90nmおよび65nmプロセス・テクノロジで、シノプシスの「CCS(Composite Current Source)モデル」が使用可能になったことを発表した。

プレスリリース:http://www.synopsys.co.jp/pressrelease/2007/20070306.html

シノプシスの「CCSモデル」は、精度の高さが特徴の電流ベースでモデル化されたタイミング、シグナルインテグリティ、パワーのモデルで、その精度は同社の高精度回路シミュレータ「HSPICE」による解析結果の誤差2%以内。業界初のオープンソース・モデルとして提供されている。

発表によるとシノプシスTSMCは、協力してTSMC90/65nmプロセス向けのCCSベースのスタンダードセル・ライブラリ・モデルのキャラクタライズとその正当性の実証を実施。CCSベースのライブラリ・モデルがTSMCのパフォーマンスおよび低消費電力の要件を満たしたため、シノプシスのDesignWareライブラリの一部として提供する事にした。

尚、シノプシスの「CCSモデル」は、TSMC以外にもARM社、Virage Logic社、Library Technologies社などによってサポートされている。

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※記事提供:EDA Express

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