2007年3月21日、バーチャル・システム・プロトタイピング環境を手掛ける米VaST Systems Technology社は、同社のパートナープログラムにSystemCサービス・プロバイダの米ESLX社が加わった事を発表した。プレスリリース(英文)

KARMA-EDA2007-03-23


ESLXは、テキサス州オースチンに本拠を置くSystemCを中心としたESLメソドロジのコンサルティング会社で、設立は2003年。設立当初の社名は「EklectICally Inc」であったが、2005年に現在の「ESLX」に社名変更している。現在ESLソリューションを手掛ける計17社とパートナーシップを結んでおり、SystemC関連のコンサルティングやトレーニングを展開中。2004年には同社の創業者2名がSystemC関連書籍「SystemC: From the Ground Up」を出版している。⇒日本語版「基礎から学ぶSystemC」丸善

今回ESLXが加わったのは、「Galaxy network of SystemC service providers」と呼ばれるVaSTのパートナー・プログラムで、SystemCベースのESL設計に取り組む顧客に向けて言語トレーニングや各種サービスを提供するというもの。

VaSTによると、SystemCのトレーニングやコンサルティングなど、高まる顧客のニーズに対応していくために、実績のあるESLXと組む事にしたという。

ちなみにVaSTは、一般的なサードパーティとの連携プログラムの他に、「Universe Program」と呼ぶバーチャル・プロセッサモデルの開発に向けた半導体サプライヤとのパートナー・プログラムも積極的に進めている。

※記事提供:EDA Express

基礎から学ぶSystemC

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