米KLA-Tencor、45nm以降のフォトマスク量産に対応した検査装置「TeraScanHR」を発表

2007年3月15日、ウェーハ検査装置の大手米KLA-Tencor社は、45nm以降のフォトマスク量産に対応した検査装置の新製品「TeraScanHR」を発表した。プレスリリース

既に多数のシステムを出荷し、45nmの試作/32nmの開発用途でも受注を獲得しているという「TeraScanHR」の最大の特徴は、45nm以降の微細な欠陥に対応する高解像度のイメージング機能とOPC形状の処理を正確に行う新たなデータベースモデリングアルゴリズムの2点で、これら新機能に最新のスーパーコンピュータテクノロジを組み合わせる事によって、高品質なフォトマスク検査と高いスループットを実現することができる。

また「TeraScanHR」は、複数のピクセルサイズ中から目的に合ったコンフィギュレーションを選択することによって、あらゆる世代のチップに対応可能。従来よりも検査コストを低減・最適化できるというメリットも持ち合わせているという。

※記事提供:EDA Express

入門フォトマスク技術―LSI,FPD,PWB,MEMSのためのフォトマスク

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