シノプシス、UPF準拠のローパワー設計フロー確立に向けた計画を発表
2007年3月30日、シノプシスは、Accellera標準のローパワー設計フォーマット「Unified Power Format(UPF)1.0」に準拠した設計フローを確立するため、ローパワー・デザイン向けのソリューションをエンハンスしていく計画であることを発表した。プレスリリース
発表によるとシノプシスは、UPF準拠のローパワー設計フローの確立に向けて、インプリメンテーション環境「Galaxy」と、ベリフィケーション環境「Discovery」、両方のエンハンスを進める計画で、システムレベルでのHW/SWパワー・トレードオフから、検証、インプリメンテーションに渡る一連のフローでUPFをサポートする予定。更に、「DesignWare」のローパワーIP郡も組み合わせる事で包括的なローパワー・ソリューションの提供を目指す。
尚、シノプシスは、UPFに対応した新しいソリューションを2007年の後半にリリースする予定である事を明らかにしている。
ちなみにUPF準拠のEDAツールとしては、マグマが先陣を切って先頃2種類の新製品を発表。対立するCPF(Common Power Format)の方では、一足早く今年1月にケイデンスが各種ツールのCPFサポートを発表している。
※関連情報:
★マグマ、低消費電力化を促進する2つの新製品をリリース〜ナノメータICで最大25パーセント消費電力を削減
※記事提供:EDA Express
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