第44回DACのプログラムが発表される

2007年3月23日、6月4日からサンディエゴで開催される第44回DAC(Design Automation Conference)のプログラムが発表された。プレスリリース(英文)

今年のテクニカル・プログラムは、選出された161の技術論文(提出数は713)の発表の他に、8つのスペシャル・セッション、7つのfull-dayチュートリアル、18のパビリオンパネル、7つのhands-onチュートリアルで構成され、今回のDACのテーマとなっている「車載エレクトロニクス」に関連するセッションが多数含まれている。

尚、技術論文は10種類のトラックに分かれ計53のセッションとして発表されるが、今年はそのうちの40%以上は、ESL、低消費電力設計、検証、DFM関連のものとなっている。

DAC事務局が注目のセッションとして取り上げているのは、NEW AND EMERGING TECHNOLOGIESと題された「新たな技術アイデア」8種類をベースに議論を行う「WACI (Wild and Crazy Ideas) session」(6/5 4:30〜)、ハイテク技術マーケティング理論「キャズム」で有名なジェフリー・ムーア氏も参加するマネジメント関連のセッション「Innovation or Extinction – the choice is yours」(6/5 10:30)など。

尚、基調講演は以下の3つが予定されている。

■6月4日 ゼネラルモーターズ 研究開発及び戦略立案部門バイスプレジデント Lawrence D. Burns博士
 「Designing a New Automotive DNA」

■6月5日 サムスンセミコンダクター LSI事業部門プレジデント Oh-hyun Kwon博士
 「Perspective of the Future Semiconductor Industry: Challenges and Solutions」

■6月7日 GSRCディレクター兼UCバークレー教授 Jan M. Rabaey博士
 「Design without Borders -- A Tribute to the Legacy of A. Richard Newton」

※記事提供:EDA Express