米BlazeDFM、第2ラウンドの資金調達で1000万ドルを確保

2007年3月12日、DFM分野での成長が注目されている新興EDAベンダ米Blaze DFMは、資金調達の第2ラウンドで1000万ドル(約12億円)の追加資金を確保した事を発表した。プレスリリース(英文)

今回BlazeDFMに出資したのは、1stラウンドでも投資したLightspeed Venture Partnersと新たに投資に加わったEl Dorado VenturesとMobius Venture Capitalの計3社。新たに出資したVC2社は、BlazeDFMが吸収合併したAprio Technologiesにも出資していた。

BlazeDFMは、ゲート長の最適化によってリーク電流を削減する「Blaze MO」、CMPルールに最適なダミーフィル挿入を行う「Blaze IF」の2製品によって、短期間でDFM市場での確固たる地位を築き上げる事に成功。更に旧Aprio社のOPCソリューションを取り込む事で、そのDFMソリューションの幅を広げようとしている。

ここ最近、第2ラウンドで1000万ドルもの資金調達を実現したEDAベンチャーは無く、今回の出資はベンチャーキャピタルが同社の実績と将来性を高く評価した結果と言える。

尚、Blaze DFM社の製品は、国内では伊藤忠テクノソリューションズが代理店として取り扱う予定となっている。

※関連情報:
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※記事提供:EDA Express

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