2008年2月28日、マグマは、アナログ回路のマイグレーションツールを手掛ける米Sabio Labs社を買収した事を発表した。
プレスリリース:http://www.magma-da.com/c/@j6pCF.fFbo2mo/Pages/PRSabio022708.html(英文)
マグマは公に発表していないが、一部報道機関の情報によると今回のSabio Labs社の買収額は1750万ドル(約18.3億円)。Sabio Labs社は、アナログIPをターゲットとした独自のプロセスマイグレーション技術を持つ企業で、マグマはその技術を発表したばかりのミックスドシグナル設計プラットフォーム「Titan」に取り込んでいく計画。
Sabio Labs社は、マウンテンビューに本拠を置くスタートアップで、従業員9名という小所帯ながら松下電器など大手顧客にもプロセスマイグレーション技術を提供。日本ではキーブリッジ社が代理店として製品を販売していた。同社の創設者は元Barcelona Design社のMar Hershenson氏で、アナログ設計自動化ツールの開発で培われた技術がSabio Labs社でも受け継がれていたという。
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※マグマ・デザイン・オートメーション株式会社
※記事提供:EDA Express