コーウェア、携帯プラットフォーム「Android」をサポートするESLソリューションを発表

2008年2月27日、、ESLツール大手のコーウェアは、米Googleの発表した携帯電話開発向けのオープンなソフトウェアプラットフォーム「Android」をサポートするESLソリューションを発表した。

プレスリリース:http://www.coware.co.jp/news/2008/2008.02.27.html

発表によるとコーウェアは、既にサポートしている各種携帯プラットフォームやMicrosoft Windows CESymbian OS、Wind River Linux、Monta Vista Linuxなどのオペレーション・システムに加え、新たにGoogleのオープン開発プラットフォーム「Android」のSDK(ソフトウェア開発キット)をサポート。仮想ハードウェア・プラットフォームをベースとした同社のESLソリューションによって、Android携帯プラットフォームをサポートするチップ、携帯電話、ソフトウェア・アプリケーションの迅速な開発が実現可能になるという。

尚、Android SDKとともに動作するCoWare ESL 2.0ソリューションは、既に実働しており希望者はデモをみる事も可能。

Android」は、Google主導で開発されたオープンソースな携帯開発向けプラットフォームで、Google発表後の昨年11月に結成された「Open Handset Alliance」によってその普及活動が進められている。今年中には「Android」を採用した携帯電話が市場に出回ると言われており、「Android」普及に向けた賞金総額1000万ドルのアプリケーション開発コンテスト「Android Developer Challenge」も開催されている。

コーウェア株式会社
Open Handset Alliance
※記事提供:EDA Express