NEC情報システムズがPCB上のパワーインテグリティを改善する新ツール「PIStream」を発表

2007年12月13日、NEC情報システムズは、PCB上のパワーインテグリティ改善を支援する新ツール「PIStream」を発表した。

「PIStream」は、電源ノイズの抑制用にPCB上に配置される「キャパシタ」の最適な位置や個数を設計段階で解析するツールで、ターゲットインピーダンスを考慮し不適切なキャパシタ配置を防ぎ、効果的なノイズ抑制を実現することができる。GUIベースで容易に解析が可能なため、パワーインテグリティ設計に慣れていない開発者でも電源品質の高い設計を実現できる。

NEC情報システムズによると「PIStream」は、2008年1月より販売を開始する予定で製品の価格は250万円。発売後3年間で200本の販売を目標としているという。

※「PIStream」は、2008年1月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される「第9回 プリント配線板EXPO(PWB EXPO)」にてデモ展示される予定。
※「PIStream」に関する詳細は、株式会社NEC情報システムズにお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express