2007年12月13日、SystemCの検証環境を手掛ける、米JEDA Technologies社は、新製品となるSystemCデザインのコードカバレッジツール「NSCvCC」を発表した。プレスリリース(英文)

KARMA-EDA2007-12-14


「NSCvCC」は、JEDAのSystemC検証用のクラスライブラリ「NSCv」上に構成されるコードカバレッジツールで、既存のSystemC/C++検証環境に実装することで、SystemC/C/C++モデルのコードの活性化を確認することができる。

機能としては、コンディション/ディシジョン・カバレッジ、複数コンディション・カバレッジ、ライン・カバレッジ、ファンクション・カバレッジ、SystemCインスタンスカバレッジに対応するほか、テキスト及びGUIでのレポート機能も備えられており、データ(機能)カバレッジを行う別製品「NSCvDC」と組み合わせて利用する事でより完全なカバレッジ検証を実現。仮想ハードウェア検証や動作合成で用いられるC/SystemCモデルの品質アップに向けた新たな武器となる。

尚、「NSCvCC」は既に製品として出荷中。日本ではSystemC関連の教育/コンサルティングで有名なエッチ・ディー・ラボが代理店として販売している。

※JEDA社製品に関する詳細は、株式会社エッチ・ディー・ラボ EDA事業部にお問い合わせ下さい。
JEDA Technologies社
※記事提供:EDA Express