ケイデンス、機能検証プラットフォーム「Incisive」に数々の新技術を追加

2007年12月3日、ケイデンスは、新たに開発した機能検証用の「aspect-oriented generationエンジン」をはじめとする、機能検証プラットフォーム「Incisive」への新技術の追加を発表した。プレスリリース

ケイデンスによると、新しい「aspect-oriented generationエンジン」は、aspect-oriented にプログラミングされたテストベンチの活用によって、機能検証のパフォーマンスとスケーラビリティを改善するもので、「Incisive」ファミリ製品である「Incisive Specman Testbench」、「Incisive Enterprise Simulatorの大幅な機能強化を実現。例えば、eベース検証環境の性能を約5倍向上できる。

また、今回の新エンジンの追加と合わせて「Incisive Enterprise Simulator」がSystemVerilogによる検証メソドロジ「OVM:Open Verification Methodology」とその基礎となるクラス・ライブラリを新たにサポートしたほか、「Incisive Palladium/Xtreme」によるトランザクション・ベースのアクセラレーション機能もバージョンアップされ、「Incisive」ファミリ全体として検証ソリューションの包括的な機能アップが図られた。

※「Incisive」ファミリ製品に関する詳細は、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社にお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express