2007年12月4日、システムレベル記述言語「SystemC」の普及・支援団体であるOSCI(Open SystemC Initiative)は、SystemC TLM 2.0「Draft2」のリリース計画を発表した。プレスリリース(英文)

KARMA-EDA2007-12-07


SystemC TLM 2.0は、SystemCトランザクションレベルモデルのインターオペラビリティと再利用性の向上を目指し策定が進められている標準仕様で、現在「public review」期間としてドラフト第2版(Draft2)に対するユーザーのフィードバックを得るための「TLM-2 draft 2 kit」が公開されている。

「public review」は、2008年1月31日で終了となり、そのフィードバックの結果は2008年2月19日にサンノゼで開催される「DVCon」のチュートリアルで発表される予定。その後、フィードバックを基に仕様の最終的なリファインメントが行われ、2008年前半にOSCI標準仕様として公式に承認されるという予定となっている。

OSCIホームページ
※記事提供:EDA Express