2007年6月20日、コンフィギュラブルプロセッサを手掛ける英ARCは、先頃買収したTenison社の技術を取り込んだ新たな開発環境のリリースを発表した。プレスリリース(英文)

KARMA-EDA2007-06-25


発表によるとARCは、RTLから検証用モデルを生成する「xCAM」と、既存のISSより100倍高速なISS「xISS」と「xISS Turbo」をリリース。 「xCAM」は、先頃買収したTenisonの「VTOC」の技術が流用されたもので、生成するモデルは100%のサイクル精度を持つ。「xISS」は「state-of-the-art compiler technology」によって、200MIPS以上のシミュレーション パフォーマンスを実現するという。

ARCはこれら新たな開発環境による、早期及び短期ソフトウェア開発の実現を目指しており、自社プロセッサをベースとしたシステムを開発する全ての顧客に同環境を提供する。

ARC International
※記事提供:EDA Express