第44回DACに出展していた、JEDA Technologies社のブースレポート。

KARMA-EDA2007-06-20


SystemCというキーワードですっかり日本でもお馴染みとなったJEDA。シンプルな作りのブースでは、SystemCの検証環境「NSCv」と「NSCa」を展示していた。

ブースで対応してくれた日本代理店エッチ・ディー・ラボの齋藤氏によると、今回のDACでは、「NSCv」の新機能として、コードカバレッジ機能とランダム検証機能を発表。ラインカバレッジ、ディシジョンカバレッジ、コンディションカバレッジと3種類のアプローチでコードの活性を確認できるようになったほか、SCV(SystemC Verification Library)の大幅拡張によって、制約付きランダムと重み付けランダムの同時制約によるランダムテスト生成が可能になったとの事。既に日本国内では、先行ユーザーによる新機能評価が進められているという。

ここ最近のJEDA社製品の販売実績について聞いたところ、日本国内よりも北米市場での調子が良く、既に北米にはビッグカスタマーも抱えているという話。各種機能追加やサードパーティ環境との連携など、ツール全体としてかなり充実した検証環境を提供できるので、SystemCのネイティブ環境に満足できない方は、是非JEDA社製品を試して欲しいとの事だった。


※写真はJEAD社のブースの様子

※JEDA社製品に関する詳細は、代理店エッチ・ディー・ラボ社にお問い合わせ下さい。
JEDA Technologies
※記事提供:EDA Express