2007年2月14日、カスタムIC設計用のレイアウト・エディタ「Laker」を手掛ける米Silicon Canvas社は、「Laker」にDFM機能を追加した事を発表した。

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Silicon Canvasによると、「Laker」の新しいDFM機能は、条件付ルール、推奨ルール、ゲート間隔、ミニマムエリアなど複数のルールセットをサポートしており、「Laker」でレイアウト、配置・配線を行う際または自動デバイス生成機能を利用する際にそれらルールが自動的に適用され、DFMを考慮したレイアウトを生成できるという。

多くのDFMツールが、ホットスポットの発見やバラツキ解析による歩留まり向上を目指す中、推奨ルールの順守を自動化するというアプローチはユニークだが、ツールの利用者にとっては、各種プロセス/ファウンドリー等どれだけの種類のルールをサポートしてくれるかが気になるところ。

尚、「Laker」を含むSilicon Canvas社の製品は、ノバフロー株式会社が販売代理店として扱っている。

※記事提供:EDA Express