2007年2月9日、メンター・グラフィックス社は、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(PMC)が同社の動作合成ツール「Catapult SL Synthesis」を採用した事を発表した。プレスリリース

KARMA-EDA2007-02-13


メンターの発表によるとPMCは、次世代通信インフラ装置向けチップの開発に「Catapult SL Synthesis」を採用。Catapult製品ファミリーの成熟度と、インタフェースと階層を定義するだけで純粋なC++記述からRTLを合成できる生産性の高さを評価し、「Catapult SL Synthesis」の採用を決定したという。

「Catapult SL Synthesis」は、昨年6月にリリースされたCatapult製品ファミリの最上位製品で、複雑な階層設計をサポートしており、信号処理アプリケーションのサブシステム全体を自動合成することが可能。各ブロックのパフォーマンスを要求仕様に合わせて最適化すると同時に、サブシステム内の複数のブロック間のチャネルやメモリ・バッファも自動的に合成することができる。

尚、同じパナソニック・グループでは、2005年6月にパナソニックコミュニケーションズ社が「Catapult」の採用を発表している。※メンター社のプレスリリース

※記事提供:EDA Express

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