2008年11月20日、アルテラは、同社の「HardCopy II ASIC」がTektronixの最新オシロスコープに採用された事を発表した。

KARMA-EDA2008-11-25


プレスリリース:http://www.altera.co.jp/corporate/news_room/releases/products/nr-tektronix.html

発表によるとTektronixは、発表したばかりのミックスド・シグナルオシロスコープ「MSO2000シリーズ」およびデジタル・フォスファ・オシロスコープ「DPO2000シリーズ」において、スタンダード・セルASICの代替としてアルテラのストラクチャードASIC「HardCopy II」を採用。これにより、業界最高レベルの価格性能比を実現すると同時に製品の開発期間を20%短縮。製品価格の設定にもインパクトを与えたという。

HardCopy ASICシリーズは、FPGAによるプロトタイプから量産への移行を短期間・低リスク・低コストで実現するスタンダード・セルASICに代わるソリューションで、ASICゲート換算で1300万以上のASICゲート、20Mビットのメモリ、36個の高速トランシーバ・チャネル、および550MHz以上のシステム性能を提供。アルテラの提供する開発環境「Quartus II 」があれば、1つのRTLデザイン、1セットのIPコアからFPGAとASICの両方を実装できる。

※日本アルテラ株式会社
http://www.altera.co.jp

※日本テクトロニクス株式会社
http://www.tek.com/ja

※記事提供:EDA Express