2008年11月18日、アナログ/RFおよびミックスシグナル設計向けの検証ソリューションを手掛ける、米Berkeley Design Automation社は、同社の回路シミュレータ「Analog FastSPICE」を旭化成エレクトロニクスが採用した事を発表した。

KARMA-EDA2008-11-21


プレスリリース:http://www.berkeley-da.com/news/news_pr/news01_pr_2008_11_18.html(英文)

発表によると旭化成エレクトロニクスは、アナログ回路のフルSPICE精度シミュレーションとミックスドシグナル及びRF回路のキャラクタライズ用にBerkeleyDAの「Analog FastSPICE」を採用。同社は「Analog FastSPICE」を用いることでSPICE精度を維持しつつシミュレーション時間を5〜10倍短縮する事が出来たとしている。

尚、旭化成エレクトロニクスは、BerkeleyDAの初期の日本顧客の一つとの事で、初期製品「PLL NOISE Analyzer」のユーザーでもあると見られる。

※Berkeley Design Automation社
http://www.berkeley-da.com

旭化成エレクトロニクス株式会社
http://www.asahi-kasei.co.jp

※記事提供:EDA Express