2008年10月22日、等価性検証ツールを手掛ける米Calypto Design Systems社と動作合成ツールを手掛ける米Forte Design Systems社は、検証とインプリメンテーションを包括する最先端のSystemC デザイン・フローを発表した。

KARMA-EDA2008-10-24


プレスリリース:http://www.eda-express.com/edalibrary/files/1224798938.pdf

両社は以前からカリプトの等価性検証ツール「SLEC System-HLS」とフォルテの動作合成ツール「Cynthesizer」を組み合わせたSystemCデザインフローを提供しているが、今回は両ツールのインテグレーションを更に強化。具体的には、「SLEC System-HLS」がユーザー定義のインターフェース、外部メモリ・インターフェースをサポートしたほか「Cynthesizer」独自の固定小数点型をサポートした。

両社の共同ソリューションは、SystemCデザインの動作合成と合成前後のSystemCコードの等価性検証をシームレスに効率化するもので、「SLEC System-HLS」は合成前のSystemCモデルのリファインメント作業においても活用可能。某国内大手電子機器メーカーは、この両社のSystemCデザインフローを使い、数百万ゲート規模の複雑なSoCの設計を成功させたという。

※両社の共同ソリューションについては、10月31日(金)に新横浜で開催される「Cynthesizer ユーザー交流会2008」にて紹介される予定
http://www.forteds.com/japan/pdf/cynthesizer2008/index.html

※カリプト・デザイン・システムズ株式会社
http://www.calypto.com

※フォルテ・デザイン・システムズ株式会社
http://www.forteds.com/japan

※記事提供:EDA Express