2008年5月7日、Power解析・最適化ツールを手掛ける、米シーケンスデザインは、国内のファブレス・ベンチャーDMP社に消費電力解析ツール「Power Theater」が導入されていることを発表した。

KARMA-EDA2008-05-13


プレスリリース:http://www.sequencedesign.com/newsevents/050708.php(英文)

シーケンスの発表によると、DMPは最新の3DグラフィックスIPコア「PICA200」の開発にて「Power Theater」を活用。「PICA200」は、マルチプロセッサ化が可能なコンシューマ向けのコアで、高品質なグラフィックス描画を省メモリで実現。OCP(Open Core Protocol)に準拠しており他のIPとの接続性も高い。

DMPは、「Power Theater」を使ってRTLで電力のベクトルとピークを解析しデザインを最適化。Powerバグを取り除き、低電力の最適なPowerアーキテクチャの実現に成功したという。

「Power Theater」は、RTLでのPower解析ツールとして幅広いユーザーに導入されており、グラフィックス・チップの開発に利用するユーザーも多いと聞く。

シーケンスデザイン株式会社
※記事提供:EDA Express

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