米Accelleraが検証IPの標準化委員会を新設〜SystemVerilogによる検証IPの作成・運用の普及を目指す

2008年5月6日、設計言語などEDA関連の各種標準フォーマットの仕様策定及び推進団体である、米Accelleraは、検証IPに関する新たな標準化委員会「Verification Intellectual Property Technical Subcommittee」の新設を発表した。

プレスリリース:http://www.accellera.org/pressroom/2008/Accellera_VIP_050608.pdf(英文)

Accelleraの発表によると、「Verification Intellectual Property Technical Subcommittee」の立ち上げは、検証ツールユーザーのリクエストに応えるもので、検証環境を問わず利用できる検証IPの標準規格や認識手法の策定を目指すもの。

現在、検証IPと検証環境は異なるフォームで作られており、その相互運用性を阻害しているため、標準規格を作ることで検証IPの再利用性を高め、検証効率の改善と検証コストの低減を狙う。

具体的には、既にIEEE標準となっているハードウェア設計/検証言語SystemVerilogによる、検証IPの作成と運用の普及が最終的なゴールとなる。

Accellera
※記事提供:EDA Express