アクセル、グラフィック・チップの設計でシーケンスの消費電力解析ツール「PowerTheater」を導入

2008年4月8日、Power解析・最適化ツールを手掛ける、米シーケンスデザインは、国内ファブレスチップ大手のアクセルが同社の消費電力解析ツール「PowerTheater」を採用した事を発表した。

プレスリリース:http://www.sequencedesign.com/newsevents/040808.php(英文)

発表によると、アクセルは「PowerTheater」を用いて数百万ゲートのグラフィック・チップをテープアウト。RTLレベルで消費電力を正確に解析する事ができる「PowerTheater」を使う事により、消費電力を約20%削減。設計の早期段階で「power budgets」とパッケージを決定する事が出来たという。

尚、シーケンスデザインは、最近「PowerTheater」に複数の新機能を追加し、Si2のPowerフォーマット「CPF」にも対応させている。

シーケンスデザイン株式会社
※記事提供:EDA Express