シンプリシティ、DSP合成ツール「Synplify DSP」でザイリンクスのESL Initiativeに参加

2007年11月26日、 シンプリシティは、ザイリンクスのESL Initiativeに参加した事を発表した。プレスリリース(英文)

ザイリンクスのESL Initiativeは、FPGAユーザーに包括的なESL設計フローを提供するために2006年3月に立ち上げられたもので、米Bluespec、英Celoxica、英CriticalBlue、米Impulse Accelerated Technologies、米Mitrionics、英Nallatech、米Poseidon Design Systems、英SystemCrafter、米Teja Technologiesの計9社が参加している。

シンプリシティは今回、DSP合成ツール「Synplify DSP」を提供するEDAベンダとして、ザイリンクスのESL Initiativeに参加。DSPアルゴリズムFPGAインプリメントするツールとして、ザイリンクスの目指す包括的なESLソリューションの一端を担う。

「Synplify DSP」は、「M-Control」という機能によって複雑なコントロールやステートマシンをM言語で記述する事が可能。 MathWorks社の「Simulink」環境からシームレスにアルゴリズムを合成できる。ザイリンクスは、自前のDSP合成ツールとして「AccelDSP」を提供しているが、こちらはMathWorks社の「MATLAB」環境と密接に繋がる環境で「Synplify DSP」とはうまく棲み分けされている。

※「Synplify DSP」に関する詳細は、シンプリシティ株式会社にお問い合わせ下さい。
ザイリンクスのESL Initiativeに関する詳細は、ザイリンクス株式会社にお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express