2007年11月15日、メンター・グラフィックスは、同社のFPGA向け論理合成ツール「Precision Synthesis」と米MathWorks社「Simulink HDL Coder」によって、「Simulinkモデル」のFPGAインプリメントが実現可能な事を発表した。プレスリリース

KARMA-EDA2007-11-19


Simulink HDL Coder」は、システムレベルのSimulinkモデルやEmbedded MATLABコード、Stateflowチャートから、ビット精度の合成可能なHDL(Verilog/VHDL)を生成するツールで、Matlab/Simulink環境からハードウェアへの実装パスを提供するもの。

今回メンターは、MathWorksと共同で両社製品「Simulink HDL Coder」および「Precision Synthesis」の連携による「Simulinkモデル」FPGAインプリメント・フローを確認。両製品の相互運用性とFPGAベンダに依存しない独立したフローの有用性を示した。

メンターとMathWorksの関係は今回の連携に限らず歴史は古く、MathWorksからは、SimulinkとModelsimの協調シミュレーション用オプション「Link for ModelSim」も提供されている。

※「Precision Synthesis」に関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
※「Simulink HDL Coder」に関する詳細は、サイバネットシステム株式会社にお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express