ザイリンクス、FPGA搭載プロセッサ「MicroBlaze」をバージョンアップ〜MMUを搭載しバスIFも拡張

2007年11月14日、ザイリンクスは、FPGAに搭載する自社製の32ビットプロセッサ・コア「MicroBlaze」のバージョンアップを発表した。プレスリリース

ザイリンクスの発表によると、新しい「MicroBlaze」バージョン7には、新たにコンフィギュレーション可能なメモリマネジメント ユニット (MMU: Memory Management Unit)が搭載され、DMA(direct memory access)コントローラも用意。FPGA内の浮動小数点ユニットの性能を高めるために新しい命令セットも導入されたほか、プロセッサ ローカル バス (PLB) のビット幅もこれまでの32-64ビットから32-128ビットへと拡張された。

MicroBlaze」バージョン7は、下位バージョンとの互換性を保ちつつ、その性能と柔軟性、周辺回路との接続を強化しており、量産向けの「Spartan」に加えて、ハイエンドFPGA「Virtex」にもコマーシャル グレードの組込みOSを使用することが可能となる。

※「MicroBlaze」バージョン7に関する詳細は、ザイリンクス株式会社にお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express