シンプリシティとラティスが協力してDSPアルゴリズムのインプリメンテーションフローを提供

2007年11月8日、シンプリシティFPGAベンダ ラティスは、両社の協力関係を更に強化し、DSPデザイン向けに高度に最適化された汎用のESLシンセシス・フローを提供すると発表した。プレスリリース

発表によるとシンプリシティのDSP合成ツール「Synplify DSP」がラティスのFPGA「LatticeECP2M」および「LatticeXP2」をサポート。MathWorks社のSimulink環境と連携し、DSPアルゴリズムFPGA実装を自動化する「Synplify DSP」と、DSP機能の実装に卓越したパフォーマンスとロジック使用効率を発揮するラティス製FPGAの組み合わせによって、DSPアルゴリズムの最適なハードウェア実装を実現するという。

ラティスのFPGAは、DSPアルゴリズムの実装にあたり、他のソリューションよりも最高50%の性能向上と75%のロジック使用効率向上を実現。最先端の90nmシリコン・テクノロジ、最適化されたアーキテクチャおよび独自の回路デザインによって、その他のFPGAソリューションよりも、トータルコストを最高で30〜50%まで削減できるとしている。

尚、ラティスのFPGAをサポートする「Synplify DSP」の販売価格は187万2千円(Synplify DSP FPGA Only、NL版 、1年のタイムベース・ライセンス)からとなっている。

※「Synplify DSP」に関する詳細は、シンプリシティ株式会社にお問い合わせください。
ラティスセミコンダクター社
※記事提供:EDA Express