次世代STAの米CLK DAがクロックツリー合成の米Synchronous DAを買収〜解析+最適化でソリューションを強化

2007年10月15日、マルチコア/マルチプロセッサによる分散処理をベースとしたスタティック解析ツールを手掛ける、米CLK Design Automation社は、米Synchronous Design Automation社の買収を発表した。
プレスリリース(英文)

CLKの発表によるとSynchronousは、クロックツリー合成及びポストレイアウト最適化ツールを手掛けるEDAベンダで、CLKはそれら技術を自社のスタティック解析環境「Amber」に組み合わせる事で既存の解析ソリューションにデザインの最適化機能を拡張する計画。

CLKの「Amber」は、65/45nm世代のデザインに向けて開発された次世代のスタティック解析環境で、タイミング解析、シグナルインテグリティ解析、統計的タイミング解析の他に、統計的リーク電流の解析も可能。マルチコア/マルチプロセッサによる分散処理技術によって、既存のソリューションよりも約10倍高速な解析を実現する。

尚、CLKは今年7月(DAC)の時点では、日本向けの販売ルートは無いとしていたが、Webサイト上の情報によると、既に日本国内のコンタクト先が開設されている。

CLK Design Automation社
※ynchronous Design Automation社のホームページは確認できませんでした。
※記事提供:EDA Express

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