2007年9月13日、パワー・インテグリティ解析をはじめとした各種解析ソリューションを手掛ける、米Apache Design Solutions社は、同社の主力製品「RedHawk」が東芝のパワーサインオフツールとして標準化されたことを発表した。プレスリリース(英文)

KARMA-EDA2007-09-14


発表によると東芝は、ApacheのIRドロップ解析ツール「RedHawk」を3年前から活用しており多数のテープアウトに成功。動的および静的IRドロップ解析におけるその実績を高く評価し、世界中の拠点で90/65nmデザインのパワーサインオフツールとして「RedHawk」を標準化した。

Apacheの「RedHawk」は、数千万ゲート規模のSoCの電源ノイズを高い精度で解析するフルチップ対応のIRドロップ解析ツールとして、ワールドワイドで導入実績は多数。国内では東芝以外に、NECエレクトロニクス富士通松下電器川崎マイクロエレクトロニクス、STARCなどが採用。TSMCの45nmデザインフローでリファレンスツールとして認定されている。

また、製品と同等に同社の持つパワー解析技術は高く評価されており、NECエレやSTマイクロなどとパワー・インテグリティ関連の共同開発も進められている。

※「RedHawk」に関する詳細は、アパッチデザインソリューションズ株式会社にお問い合わせ下さい。

※記事提供:EDA Express