2007年5月21日、フォーマル検証を中心とした検証ソリューションを手掛ける、米Real Intent社は、新製品「EnVision TCV」を発表した。

KARMA-EDA2007-05-22


「EnVision TCV」は、今年4月に発表したCDC検証ツール「Meridian」と、SDC検証ツール「PureTime」の両製品をベースとしたツールで、従来の検証手法ではカバーできていない検証の「穴」を同時に埋めることを目的としている。※CDC:Clock Domain Crossing

具体的には、シミュレーション、エミュレーション、プロトタイピングではチェックできない、「クロックドメインを横切る信号」と、「SDCタイミング例外の正当性」の双方を一つの環境で検証することができるという。

尚、「EnVision TCV」の米国販売価格は9万7000ドル(約1176万円)。日本国内では、CTC(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)が国内販売代理店として同社製品を提供している。

※Real Intent社

※記事提供:EDA Express