ケイデンス、PCB設計環境「Allegro Platform」を一新〜Global Route Environmentテクノロジほか新機能を複数追加

2007年5月16日、ケイデンスは、PCB向けの設計環境「Allegro system interconnect design platform」のバージョンアップを発表した。プレスリリース

今回の「Allegro Platform」のバージョンアップは、ケイデンスマーケティング担当者が「過去数年間において我々のPCB設計関連製品の中で最も重要なリリース」と表現するように、ユーザーニーズに基づいた様々な新機能が追加された大掛かりなもの。

今年3月に発表された新技術「Global Route Environmentテクノロジ」の追加をはじめ、以下のような機能追加・強化が実施されている。

・設計管理システム「Constraint Management System」の導入によるコンストレイント・ドリブンな設計の実現
・先端のシリアル・リンク設計向けのアルゴリズム・ベースのI/Oモデリングのサポート
・回路シミュレーションの改善
・OrCAD製品群との新しいユーザ・インターフェース
・シグナル・インテグリティおよびパワー・インテグリティ向けの新機能オプション
・新たなライセンスモデル

尚、発表された「Allegro platform」の最新版は、今年6月から販売される予定で、一番の目玉機能となる「Global Route Environment」は、「Allegro PCB Design GXL」製品群の中に含まれている。

※関連情報
ケイデンス、PCB設計における革新的な技術「Global Route Environmentテクノロジ」を発表

※「Allegro platform」に関する詳細は、日本ケイデンス・デザイン・システムズ社にお問い合わせ下さい。

※記事提供:EDA Express