検証専門サービスのベリフィケーションテクノロジー、検証用IPの製品提供を開始〜第一弾はAMBA・AHBパフォーマンスモニター
2007年5月16日、第三者検証としてLSI開発における検証アウトソーシングサービスを手掛ける、ベリフィケーションテクノロジー株式会社は、独自開発した検証用IP「VARON」の発売を発表した。
「VARON」は、AMBA・AHBバスの性能検証を行うためのパフォーマンスモニターで、Verilog/VHDL、SystemC、SystemVerilogに対応。シミュレーション用モデルの他にFPGAにマッピング可能なモデルも用意されており、専用GUIを使用してシミュレーション・実機環境の双方でバスのパフォーマンスを確認することが可能。性能検証に関わる工数を約50%削減することができる。
FPGAモデルの利用環境としては、同社のこれまでの利用経験から、日立情報通信エンジニアリングのプロトタイピングプラットフォーム「LogicBench」を推奨。その他、「VARON」をASICへ組み込むソリューションも用意しており、デバイスドライバを含めた利用環境を提供することも可能だという。
ベリフィケーションテクノロジーは、今後も検証用IPを中心とした様々な検証環境を開発、販売していく予定で、検証IPの第二弾として、OCP、AXIバス対応のパフォーマンスモニターとHDMI TX/RXの検証IPを2007年度中にリリースする計画。また、パートナーとして日立情報通信エンジニアリングと協力し、「LogicBench」シリーズ向けにも検証IPを開発・販売していく予定だという。
尚、「VARON」のライセンスは、1シミュレーションライセンスとFPGAライセンスが用意されており、それぞれ1プロジェクト単位での購入か買い取りかを選択可能。価格は300万円からとなっている。
※「VARON」に関する詳細は、ベリフィケーションテクノロジー株式会社にお問い合わせ下さい。
※「LogicBench」に関する詳細は、日立情報通信エンジニアリング株式会社にお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express
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