2007年2月21日、電気的なYelid最適化を行うDFMツール「Blaze MO」を手掛ける米Blaze DFMは、OPCツールを中心としたDFMソリューションを手がける米Aprio Technologiesとの合併合意を発表した。プレスリリース(英文)

KARMA-EDA2007-02-26


BlazeDFMの発表によると、今回の合併は事実上BlazeDFMによるAprio Technologiesの吸収合併で、その財務的な合併条件は明らかにされていないが、合併後はBlazeDFMという社名がそのまま引き継がれ、Aprioの経営陣、社員、日本・台湾を含む営業拠点はBlazeDFMの体制化へと移行する。

Aprioは、2004年設立のEDAベンチャーで、OPCツール「Halo-OPC」、OPC効果の解析を行う「Halo-Quest」、OPC処理後のデータ最適化を行う「Halo-Fix」の3種類のEDAツールを提供しており、それら製品のコア技術となるリソグラフィー・シミュレーション・エンジンは、その精度の高さと高速な処理能力には定評があり、ウェハー検査装置の米KLA-TencorやNECエレクトロニクスと技術提携を結んだ実績もある。

BlazeDFMは、合併という形で手に入れるAprioのリソグラフィー・シミュレーション・エンジンを自社製品に統合する計画で、より包括的なDFMソリューションを実現するとしている。

※記事提供:EDA Express

Leakage in Nanometer CMOS Technologies (Integrated Circuits and Systems)

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