2009年1月5日、バックエンド設計向けの多目的表示プラットフォームを手掛ける、日本のEDAベンダTOOL社は、同社のOASISデータハンドリングツール「OASIS-Utility」を富士通マイクロエレクトロニクスが採用した事を発表した。

KARMA-EDA2001-01-05


プレスリリース文
http://www.tool.co.jp/NewsItem/Lavis/News20090105Jp/

TOOLの提供する「OASIS-Utility」は、既存のレイアウトデータフォーマット「GDS」から次世代レイアウトデータフォーマット「OASIS」への移行作業を効率化するすための支援ツールで、同最新版では、指定された検査条件にもとづき、値の範囲や図形の形状といった検査をセルの階層展開を行いながら高速に実行することが可能。また、OASISデータに含まれる様々な情報を単にDUMP出力するだけでなく、階層構造やセルの一覧、図形サマリなどの情報も個別に出力できる。
富士通マイクロエレクトロニクスは、OASISデータ受け入れのためのインフラ整備を加速させるためにTOOLの「OASIS-Utility」の採用を決定。同ツールを用いる事でこれまでボトルネックとなっていたOASISデータの受け入れ検査を高速に処理できるようになるという。

※TOOL株式会社
http://www.tool.co.jp

富士通マイクロエレクトロニクス株式会社
http://jp.fujitsu.com/group/fml/

※記事提供:EDA Express