三菱電機が次世代HDTV用ビデオ・デコーダIPの検証でメンターのエミュレーターを活用

2008年10月16日、メンター・グラフィックスは、三菱電機による同社エミュレーターの採用事例を発表した。

プレスリリース:http://mentorg.co.jp/news/2008/081016.html

メンターによると三菱電機では、次世代HDTV用ビデオ・デコーダIPの検証にメンターのエミュレーター「Veloce」を採用。実画像データを使ったハード/ソフトの協調検証を「Veloce」で高速に実行しサインオフを完了した。

三菱電機では数年前からエミュレータを用いた効率的な検証を進めているが、大規模なデザイン対応や高速なコンパイル速度、MHzクラスのランタイムといった「Veloce」のメリットを買い旧来製品からの移行を決定。HDTVビデオ・デコーダのエミュレーションでは60個以上のバグをテープアウト前に発見できたという。

※メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
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※記事提供:EDA Express