米MathWorks、MATLAB/Simulinkとシノプシスのシミュレーター「VCS」を繋ぐインタフェースをリリース

2008年3月24日、アルゴリズム開発環境「MATLAB」を手掛ける米MathWorks社は、MATLAB/Simulinkシノプシスのシミュレーター「VCS」を繋ぐインタフェース「EDA Simulator Link DS」のリリースを発表した。

プレスリリース:http://www.mathworks.com/company/pressroom/articles/article17025.html?s_cid=HP_PR(英文)

発表された「EDA Simulator Link DS」は、MATLAB/Simulink環境とVCS環境を繋ぎハードウェア検証を効率化させるもので、このインタフェースを用いる事によってMATLAB/Simulinkで作成されたシステムレベルのモデルを論理シミュレーションのテストベンチとして再利用する事が可能となる。MathWorksは、既に同種のインタフェースとして、「EDA Simulator Link MQ」、「EDA Simulator Link IN」をリリースしており、それぞれメンターの「ModelSim/Questa」、ケイデンスの「Incisive」に対応済。MATLAB/Simulink環境とEDA環境とのリンクは、今後アナログ/ミックスドシグナルシミュレータとのインタフェースへと拡大される予定。

尚、「EDA Simulator Link DS」は既に出荷中で米国販売価格は2000ドルからとなっている。

MathWorks
日本シノプシス株式会社
※記事提供:EDA Express