2008年3月11日、ベルギーの研究機関IMECは、マルチプロセッサ向けの新しいC言語プログラミング手法「CleanC」を発表した。

KARMA-EDA2008-03-18


プレスリリース:http://www.imec.be/wwwinter/mediacenter/en/IMEC_NR_cleanC.shtml(英文)

IMECによると「CleanC」は、マルチプロセッサにおけるアプリケーション処理の最適化を目的に開発されたプラグインで、現在IMECが開発を進めているマルチプロセッサSoC向けの設計ツールで使用すれば、C/C++言語で記述されたアプリケーションの処理をタスクの同期やタスク間のデータ通信を考慮しながら複数のプロセッサに分散する事がきるようになる。

マルチプロセッサでの処理を考えた場合、アプリケーションをANSI-Cで記述するには多くの制限があるため、IMECはその制限を無くした最適なプログラミング手法として「CleanC」を開発。同プラグインEclipse/CDT(C/C++ Development Tooling)に対応しており、IMECのWebサイト上にて無償で入手することができるという。http://www.imec.be/CleanC

IMEC
※記事提供:EDA Express