2008年2月27日、メンター・グラフィックスは、IBMが同社のリソグラフィ・ツール「Calibre nmOPC/Calibre OPCverify」を45nmプロセス以下の量産向けに認定した事を発表した。

KARMA-EDA2008-02-29


プレスリリース:http://www.mentorg.co.jp/news/2008/080227.html

今回IBMが採用したのは、メンターがMercury Computer Systemsと提携して開発した、Cell Broadband Engineのプロセッサ・テクノロジを用いたシステムで、Calibre nmOPCならびにCalibre OPCverifyをCell/B.E.プロセッサ向けに最適化。IBMBladeCenter Hシステムに統合した、CPA(Coprocessor Acceleration)クラスタと組み合わせて活用される。

Cell Broadband Engineは、画像処理をはじめ様々な業界の計算処理の高速化に利用されており、メンターはこの技術を最も処理の負荷が高いリソグラフィ・ツールに適用。イメージ・シミュレーションや高速フーリエ変換処理の高速化を実現しているという。

メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
※記事提供:EDA Express

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