RTL→SystemCの米カーボンが富士通のESLデザインサービス「Cedar」のパートナーに

2008年2月20日、仮想プロトタイピング向けのソリューションを手掛ける米Carbon Design Systems社は、富士通ESLデザインサービス「Cedar」のパートナーになった事を発表した。

富士通の「Cedar」は、UMLとSystemCをベースにしたASICデザインサービスとして2002年に立ち上げられたサービスで、設計の上流工程でバグを潰しチップの一発完動を実現するというもの。その後、仮想ハードウェアモデル(プロトタイプモデル)を用いた設計/検証にフォーカスした「Cedar-ESL」というサービスも立ち上げられ、ARM、CoWare、ガイア・システムソリューション、Synopsys、VaSTと共にカーボンもパートナーとして名を連ねる事になった。

カーボンは、既存のRTL資産からサイクル精度の仮想検証用ハードモデルを生成するというESLソリューションを提供しており、富士通の「Cedar-ESL」の重要な構成要素としてサービスを加速。「Cedar-ESL」のパートナーでもあるARM、CoWareの両社とは製品のインテグレーションも行っている。

カーボン・デザイン・システムズ・ジャパン株式会社
富士通デザインサービス「Cader」
※記事提供:EDA Express

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