2007年11月14日、アルテラとシノプシスは、アルテラの「NiosII」プロセッサ・コアを、シノプシスのDesignWare Star IPプログラムを通じてライセンス販売することを発表した。プレスリリース(シノプシス)

KARMA-EDA2007-11-14


シノプシスの「DesignWare Star IP」は、各種DesignWareIPと合わせて提供されるサードパーティーのIPで既にlBM、InfineonMIPSPhilipsといった業界大手の各種プロセッサIPが提供されている。

今回、シノプシスは「DesignWare Star IP」のラインナップの一つとして、5000社以上のエレクトロニクス機器メーカの顧客に採用されているというアルテラのプロセッサ・コア「NiosII」を追加。ASICインプリメンテーション向けに最適化された、Nios IIプロセッサ・コアのコンフィギュラブルで完全に合成可能なバージョンを提供する。

「DesignWare Star IP」として提供される「NiosII」プロセッサ・コアは、設計者が選択したファウンドリおよびプロセス技術で使用できるため、設計者は「NiosII」を用いたFPGAデザインをASICへと移行し易くなり、ASICアプリケーションにおける「NiosII」の利用も活性化される。

尚、シノプシスによると、Nios IIプロセッサ・コアの合成可能バージョンは、2008年第1四半期から提供開始予定との事。

※「DesignWare Star IP」として提供される「NiosII」プロセッサ・コアに関する詳細は、日本シノプシス株式会社にお問い合わせ下さい。
日本アルテラ株式会社
※記事提供:EDA Express