ソニックスのインターコネクトをメンターのESLツールがサポート〜SystemCベース環境での検証/解析が可能に

2007年8月22日、インターコネクトIPの大手サプライヤ米ソニックスは、同社のインターコネクトIPをメンター・グラフィックスESLツール「Vista」および「Visual Elite」がサポートした事を発表した。

メンターの「Vista」および「Visual Elite」は、SystemCをベースとしたシステムレベル設計をサポートする旧サミットデザイン社の開発したESLツールで、SystemCによるシステムのモデリングデバッグ、解析の他に、連携するファミリ製品と組み合わせることで、システムアーキテクチャのパフォーマンス解析などにも利用する事ができる。

発表によると、今回メンターはこれら旧サミット製品のライブラリの一つとして、ソニックスのインターコネクトIP「SMART Interconnects」のモデルをツールユーザーに提供。両社の顧客は、メンターのSystemCベースESL環境を用いる事で、ソニックス製インターコネクトを用いたシステムの開発を効率化できるようになるという。

ソニックスの提供する「SMART Interconnects」は、通信プロトコルを備えたインターコネクトIPで、OCPをはじめ、AHB、AXIベースのIPコアをシームレスに接続することが可能。SoCのオンチップ・バスとして様々なチップで利用されており、「SMART Interconnects」を搭載したSoCは、既にワールドワイドで2億個以上出荷されているという。

※「SMART Interconnects」に関する詳細は、ソニックス日本窓口にお問い合わせ下さい。
※「Vista」および「Visual Elite」に関する詳細は、メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。
※記事提供:EDA Express