米Juniper Networksが米Certessの検証環境の評価ツール「Certitude」を導入〜1週間足らずの評価で大きな効果を確認

2007年8月2日、検証環境の品質を評価するためのツール「Certitude」を手掛ける、米Certessは、ネットワーク関連ソリューションの世界的大手Juniper Networksが「Certitude」を導入した事を発表した。プレスリリース(英文)

発表によるとJuniper Networksは、自社ASICの客観的な品質評価を目的に「Certitude」の導入を検討。僅か1週間足らずの評価で「Certitude」の適用効果を確認し採用を決定したという。

「Certitude」は、ミューテーション手法と呼ばれるソフトウエアのテスト技術を応用した、検証環境の信頼性をチェックするツールで、RTL設計のフェーズでデザインを解析し意図的にバグを混入することでその検証環境・テストベンチの品質を定量化する。これにより、検証工数の削減と回路品質の向上を同時に実現。設計費用の低コスト化にも貢献する。

Certessは、元々検証コンサルティングサービスを手掛けていた会社で、数々の顧客デザインの検証プロジェクトを通じて内製したツールを製品化。製品の正式なリリースは今年5月であったが、過去のサービスを通じて既にワールドワイドで50社以上の顧客を抱えているという。

日本では設計コンサルティング会社のエッチ・ディー・ラボが代理店として製品を販売している。

Certess社
Juniper Networks社
株式会社エッチ・ディー・ラボ
※記事提供:EDA Express

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