2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Bluespec、いよいよ日本市場へ上陸開始?〜ブースでは数独ゲームのハード化/EVEとのコラボをデモ

第44回DACに出展していた、Bluespec社のブースレポート。Bluespecは、DAC用に用意した「数独ゲーム」のハード化のデモ「BuluDACu」を披露していたほか、ESL合成用のIP「AzureIP」の「ARM AXIバスブロック」を用いたESL合成用のH.264デザインをEVE社のエミュ…

第44回DACに出展していた、メンター・グラフィックス社のブースレポート。

メンターは例年通り巨大なブースを構え、ESLからFPGA合成、レイアウト検証、DFM、PCB設計と一通りのソリューションを展示。中でもやはり注目されていたのはメンターの主力製品郡である「Calibre」シリーズで、レイアウト検証のデファクトツール「Calibre nmD…

インドのSoftjin、同社初となるEDAツール「NXCompare」を披露〜EDAツール開発用のキット「Nirmaan」は既に2社が導入済み

第44回DACに出展していた、Softjin社のブースレポート。Softjinは、今年5月に発表したばかりのEDAツール「NXCompare」を今回のDACにて初披露。これまでEDAツール開発用のフロントエンド及びバックエンド コンポーネントを手掛けてきた同社にとってはこの「NX…

第44回DACに出展していた、TOOL社のブースレポート。

DACにおける日本企業の出展社数は年々減る一方で、遂に今年は、TOOLとNECシステムテクノロジー、NEC情報システムズの計3社のみ。そんな中、今年が5回連続5度目のDAC出展と依然元気の良い、TOOL社の本垰(ほんたお)社長に最新の情報を聞いた。TOOLの今年の出…

Ponte Solutions、新たなDFM技術とプロセスモデルを開発中〜DAC企画のディスカッション「Bridge Club」は大盛況

第44回DACに出展していた、Ponte Solutions社のブースレポート。Ponte Solutionsは、設計フェーズでのイールド最適化によって歩留まりの向上を実現するという、モデル・ベースのイールド解析ツール「Yield Analyzer」を展示。このツールは、ロジック部分に限…

Clear Shape、ユーザー各社が事例発表〜Gary Smith氏もブースで講演

第44回DACに出展していた、Clear Shape社のブースレポート。Clear Shapeは、この1年間で更に実績を増やした、ばらつき解析ツール「InShape」と、今年4月に開発チームが米EE Times誌の「ACE Award for Design Team of the Year」を受賞した、ばらつき考慮のデ…

BlazeDFM、Aprio合併による新製品を参考出展〜リソグラフィ考慮のOPC解析ツールを夏にリリース予定

第44回DACに出展していた、BlazeDFM社のブースレポート。BlazeDFMは、今回が2度目のDAC出展となるが、その急成長ぶりはSTARCの採用など日本でも周知の事実。今回は今年2月に吸収合併したAprio Technologies社の製品をベースとした、新製品をデモスイートで披…

第44回DACに出展していた、Brion Technologies社のブースレポート。

Brionは、DAC直前に公式にアナウンスしたばかりの新製品「Tachyon LAD」をデモ。残念ながらデモスイートのみの公開であったが、話を聞いたところ、新製品に対する既存ユーザー各社の反応は上々との事。「Tachyon LAD」は、リソグラフィの影響がよりクリティ…

2007年6月7日、第44回DACは「Best Peper」が発表され展示会が終了。残すは最終日のチュートリアルのみとなった。

今年のベストペーパー、フロントエンド部門は、UCバークレー、Cadence Lab、GM Resarchグループの発表した「Period Synthesis for Hard Real-time Distributed Automotive Systems」。バックエンド部門は、ミネソタ大学グループの発表した「Interdependent L…

第44回DAC、サンディエゴで開幕〜ESL、DFM、Power関連を中心に計161の論文発表

2007年5月4日、サンディエゴで第44回DAC(Design Automation Conference)が開幕した。 DAC公式Webサイト今年のテクニカル・プログラムは、ESL、DFM、Power関連を中心に161の技術論文(提出数は713)が発表される予定で、その他、スペシャルセッション、パネ…

2007年6月4日、プロセスばらつきを考慮した統計的タイミング解析ツールを手掛ける、株式会社アノーバ・ソリューションズは、富士通株式会社がアノーバの「Anova Suite」および「ChronoVA」を90nmおよび65nmプロセスの設計フローに全面採用したことを発表した。プレスリリース

アノーバの「Anova Suite」および「ChronoVA」は、プロセスばらつきを考慮したSAPモデルをベースに、ライブラリキャラクタライゼーション、遅延計算、STA、SSTA、更にはウェハ上のデータ測定・キャリブレーションサービスを提供する、トータル的な統計的タイ…

2007年6月1日、シンプリシティは、FPGAベースのASICプロトタイピング環境を手掛ける、スウェーデンのHARDI社を買収することを発表した。プレスリリース(英文)

HARDIは、いわゆる「プロトタイピングボード」の老舗メーカーで、「HAPS」という名のXilinx社製大規模FPGAをベースとしたASICプロトタイピング用のFPGAボードをシリーズ展開。その導入実績は大手を中心に多岐に渡り、日本国内では、プロトタイピング・ジャパ…

米Springer社がパワー・マネージメント手法の実践的ガイドライン「ローパワー・メソドロジ・マニュアル」を発刊〜著者はARMとシノプシスの技術者

2007年6月1日、ARMとシノプシスは、最先端のパワー・マネージメント手法を解り易く解説した書籍、「ローパワー・メソドロジ・マニュアル for System-on-Chip Design(LPMM)」が米Springer Science+Business Media社より発刊される事を発表した。プレスリリ…

2007年5月31日、デナリとメンター・グラフィックスは、デナリの検証IP「PureSpec」とメンターの検証メソドロジ「AVM」のインテグレーションを発表した。※AVM:Advanced Verification Methodology

デナリの検証IP「PureSpec」は、PCI Express、USB、Ethernet、Serial ATAなど、標準的なインタフェース・プロトコルの検証をターゲットとしたIPで、設計対象とターゲット・インタフェースとの相互作用をシミュレーションするためのもの。この「PureSpec」が…

米Averant、フォーマル検証ツール「Solidify」をバージョンアップ〜検証管理機能と新たなカバレッジエンジンを追加

2007年5月31日、フォーマル検証ツールを手掛ける、米Averant社は、「Solidify」のバージョンアップを発表した。最新バージョン「Solidify 5.0」の目玉となるのは、ツールに搭載される検証サポート機能「GPS(Guided Proof System)」のバージョンアップと新…

図研とシノプシスがPCB設計の統合ソリューションを共同開発〜ベースは「Saber」と「CR-5000」

2007年5月31日、図研とシノプシスは、両社の製品を組み合わせた、PCB設計および検証の統合ソリューションを共同開発する事を発表した。プレスリリース発表されたソリューションは、相互補完的な製品であるシノプシスのシミュレーター「Saber」と図研の「CR-5…

2007年5月29日、シノプシスは、東芝が、配置配線ソリューション「IC Compiler」を始めとするシノプシスのインプリメンテーション・ツール・セットをベースにしたデザイン・キット 「Orion V1.0」をリリースしたことを発表した。プレスリリース

東芝は、2006年8月に「IC Compiler」を用いた最初のテープアウトを完了。以来、数多くの130nm/90nmデザイン、そして65nmテスト・デザインを成功裏に進め、最新の例では、携帯向けの高性能・低消費電力メディア・プロセッサの設計を2007年4月に完了している。…