2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ケイデンス、UCバークレー発のDFMベンチャーCommandCAD社を買収

2007年5月15日、米国メディアの発表によると、ケイデンスが、UCバークレー発のDFMベンチャーCommandCAD社を買収したという事実が確実なもとなった。今回の買収話は、ジョン・クーリー氏のWebサイト「DeepChip」上のコラムで公になったもので、その内容をケイ…

2007年5月14日、消費電力関連をはじめ各種解析・最適化ツールを手掛ける、米シーケンスデザインは、三洋半導体株式会社がRLC抽出ツール「Columbus-AMS」を採用したことを発表した。プレスリリース(英文)

発表によると、今回の採用は単なる製品導入ではなく、長期に渡る製品の利用契約となっており、三洋半導体は今後複数年に渡って「Columbus-AMS」をアナログ/ミックスドシグナル設計の抽出エンジンとして利用する。三洋半導体は、高周波デザインにおけるインダ…

富士通がコーウェアの「CoWare Virtual Platformプロダクトファミリ」を次世代SoC設計フローに採用

2007年5月14日、ESLツール大手のコーウェアは、富士通株式会社が、次世代SoC設計フロー向けに「CoWare Virtual Platformプロダクトファミリ」を採用したことを発表した。プレスリリース発表によると富士通は、従来よりもソフトウェアの重要性が高まる、次世…

2007年5月11日、メンター・グラフィックス・ジャパンは、同社品川のセミナールームにて「フォーマル検証セミナー」を開催。業界の有名人である、検証の大御所ハリー・フォスター氏の講演が行われるという事もあり、会場はほぼ満席。70名以上の参加者を集めた。セミナー関連ページ

セミナーは、①メンターの検証プラットフォームの概要説明、②フォーマル検証の利用法と「0-in」ツールの特徴、③「0-in」ツールのデモ、④検証におけるカバレッジ手法、の大きく4つのパートに分かれ、②④をハリー・フォスター氏が講演、①はシノプシスの検証セク…

2007年5月8日、FPGA検証ソリューションを手掛けるGateRocket社は、先頃発表したばかりの「RocketDrive」にVerific社のHDLコンポーネントを組み込んでいる事を明らかにした。

GateRocketは、先進のFPGAに特化した検証ソリューションを提供する新興EDAベンダで、設立は2005年、マサチューセッツ州Bedfordに本拠を置く。GateRocketの「RocketDrive」は、速さと精度の高さをウリに従来のエミュレーション環境の置き換えを狙う検証ツール…

米Certess社、ミューテーション手法による検証環境チェックツール「Certitude」を正式リリース

2007年5月7日、検証コンサルティングも手掛けるEDAベンチャー、米Certess社は、同社初のEDA製品「Certitude」の正式リリースを発表した。プレスリリース(英文)「Certitude」は、ミューテーション手法と呼ばれるソフトウエアのテスト技術を応用した、検証環…

2007年5月10日、メンター・グラッフィクス社は、STARCと共同でSDQMを使った微小遅延故障の検出を実現した事を発表した。プレスリリース  

※SDQM:Statistical Delay Quality Model発表によるとSTARCは、90nm以降のテクノロジ・ノードでより大きな問題となる微小遅延故障をスキャンベースのATPGで検出することを可能にするためSDQMを開発。その後、メンターとの共同開発によってSDQM技術をメンター…

アルテラ、トランシーバを内蔵した新たな低コストFPGA「Arria GX ファミリ」を発表〜6月から量産出荷開始

2007年5月8日、アルテラは、トランシーバを内蔵した新たな低コストFPGA「Arria GX ファミリ」を発表した。プレスリリース「Arria GX ファミリ」は、様々なアプリケーションの主要プロトコルとして普及の進む、PCI Express、ギガビット・イーサネット、Serial…

2007年5月8日、ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサを手掛ける、アイピーフレックスは、第三者割当増資により新たに5.2億円を調達意した事を発表した。

発表によると、今回調達した資金は、すでに画像検査装置やネットワーク機器などの商用システムで採用が進んでいる、ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ「DAPDNA-2」の運用環境の整備に充てられ、開発ツールやアプリケーションソフトウェアなど…

米BluespecのESL合成ツールと仏EVEのハードウェアベース検証環境が連動

2007年5月7日、ESL合成ツールを手掛ける米BlueSpecとハードウェアベースの検証環境を手掛ける仏EVE社は、両社の製品をインテグレーションした新たなESLソリューションを発表した。プレスリリース(英文)発表によると今回BlueSpecは、トランザクションレベル…

2007年5月3日、メンター・グラフィックス社は、無償配布しているビット精度のC++データ型「Algorithmic Cデータタイプ」のダウンロード数が企業・団体数で500以上に達している事を発表した。プレスリリース

昨年6月に発表されたメンターの「Algorithmic Cデータタイプ」は、C++/SystemCベースのESL設計フローの効率化を目的に用意されたC++の高速データタイプで、これを用いる事によって、ビット精度の動作を正確にモデリングする事が可能となり、シミュレーション…

2007年5月1日、EDA関連の標準化推進機関である米Si2は、OpenAccessのアナログ・シンボルセットとデバッグツールのリリースを発表した。※Si2:Silicon Integration Initiative

プレスリリース(英文)発表によると今回リリースされたアナログ・シンボルセットは、米AccelleraのOpenKit initiativeが開発を進めていた「OpenKit」の資産を引き継いで開発されたもので、コンデンサ、レジスタ、インダクタ、ダイオードなどアナログデザイ…

2007年4月30日、SystemCからの動作合成ツールを手掛ける米Forte Design Systems社は、「Cynthesizer」の最新バージョン「Cynthesizer 3.3」をリリースした。

リリース前にフォルテが明らかにした情報によると、今回のバージョンアップで追加された主な新機能は、 ■Integrated User I/F (Control flow & Data Flow Views)のサポート ■New Output Port Directives ■Register reduction ■Memory scheduling improvement…

2007年4月25日、イールド解析ツールを手掛ける、米Ponte Solutions社は、資金調達の第二ラウンドでベンチャーキャピタルより新たに750万ドル(約9億円)を調達した事を発表した。プレスリリース(英文)

今回Ponteに投資したのは、Mayfield FundとU.S. Venture Partnersの2社のベンチャーキャピタルと個人投資家で、今回の750万ドルを含めた同社の調達額の合計は1700万ドル(約20億円)となった。また、Ponteは今回の増資と合わせて、技術顧問にMichael Smaylin…